人間の五感は、ポジティブな情報にもネガティブな情報にも日頃から刺激されています。そして、ポジティブな情報が多いと、脳はポジティブにプログラミングされ、ポジティブに思い込み、ポジティブな心構えになっていきます。が、ネガティブな情報にもまた同じ作用が働き、それらは日々刻々と行われているのです。情報の取捨選択は、あなたの将来を左右する大きな分かれ道といえるでしょう。
たとえば、Aさんが一人で残業をしていたとしましょう。すると、廊下で社長と部長が話す声が聞こえてきました。「最近あいつはどうだ?」「ダメです。失敗ばかりで使えませんよ」。Aさんは自分のことを言われていると思いこみ、落ち込んでしまいました。また、Bさんは反対に「最近あいつはどうだ?」「素晴らしいですよ。積極的で成果も上げています」という声を聞きました。Bさんも自分のことを言われていると感じて、やる気満々に。
それから数週間後のこと、上司に呼ばれたAさんは「南の支店に行って業績を上げてくれないか」と言われ、Bさんも「北の支店に行って業績を上げてくれないか」指示されました。各支店に行くことになったAさんとBさんの働きぶりがどうなったのか、もうおわかりですね。
この場合、業績が落ち気味な支店に行って、それを回復させてほしいことを上司に頼まれたことだけが事実なのです。しかしAさんは、左遷だと思い込んでしまったため、やる気が起きませんでした。対してBさんは、自分が認められたいという心構えができて、業績アップに成功したのです。
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